2020年11月18日
①「夜のパン屋さん」東京でオープン、②12/5(土)ボラ協まつりで映画鑑賞を!
①「夜のパン屋さん」東京でオープン。新たな仕事づくりへの試行始まる!
ビッグイシュー日本では、コロナ禍の中で、路上販売が苦戦する一方、困窮し相談に訪れる人の数が急増しています。その様な状況下で、ビッグイシュー日本は、新たな「小商い―すぐにできる仕事」づくりとして、東京において「夜のパン屋さん」の取り組みを始めています。
その日の食事も事欠く人たちが増える一方で、日本では食品が大量に廃棄されています。大切に作られた食べ物を預かって、雑誌の販売以外の仕事づくりができないか、という考えです。
昨年から料理研究家の枝元ほなみさん(ビッグイシュー基金共同代表)を中心に準備を進めてきたところ、コロナ禍で生活に困窮する人が増える一方、路上での雑誌売り上げが減って新しい仕事づくりへのニーズが高まる中でのスタートとなっています。
人気のパン屋でも急な天候の変化などで売れ残ることがあるそうです。「夜のパン屋さん」では、その日に残ってしまいそうなパンをお預かりして販売しています。
10月1日にプレオープンし、10月16日の国連世界食糧計画(WFP)「世界食糧デー」と連携してスタートしています。
場所は、神楽坂で本屋兼カフェを営む「かもめブックス」軒先スペース(〒162-0805 東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル1階)。木・金・土曜日の午後7時半から10時半まで(売り切れ次第終了)。
静岡読者会としては、この取り組みに注目し、情報発信もしていきたいと思います。
ビッグイシュー395号(11月15日号)に紹介記事が掲載されています。

その日の販売状況は、SNSでも発信しています。静岡からでは購入が難しいですが、東京にいる知人友人などにもご紹介ください。ビッグイシュー日本のHPからリンクしています。こちらから。
②12月5日(土)ボラ協あったかまつりで「ダンシングホームレス」上映。前売り券販売中!!
前回のブログで紹介しました標記上映会の前売り券を、県ボランティア協会事務所にて、販売中です。
当日もチケットを販売する予定ですが、会場キャパの問題もありますので、希望する方は事前に購入することをお勧めします。
当日は、ボラ協あったかまつりで、ボランティアや市民活動などの活動に触れあい、そして映画「ダンシングホームレス」を鑑賞するという楽しい1日にしてみませんか。多くの方の来場をお待ちしています。
【最新号395号の紹介】
スペシャルインタビューは、アリシア・キーズ。
2001 年にリリースされたデビューアルバム『ソングス・イン・A・マイナー』が全世界で1200万枚を売り上げ、これまでのグラミー賞受賞は15冠。エイズ患児の支援や音楽界の女性地位向上など、社会を見据えた音楽活動を早くから行ってきた米歌手アリシア・キーズに迫ります。

特集は、感染症と共生する未来
1969年には、ペニシリンの開発、ポリオワクチンの成功、天然痘根絶の達成を目指して「感染症の教科書を閉じる時がきた」と宣言をしています。
しかし新型コロナ感染症が世界を揺るがす今、私たちは感染症との切っても切れない関係に直面し苦悩しています。山本太郎さん(長崎大学熱帯医学研究所教授)と歴史家の磯田道史さん(国際日本文化研究センター准教授)のレポートから、歴史を学びながら、感染症との未来をどのようにつくればよいのかを考える特集です。


ビッグイシューは、フェアトレードショップの「Teebom」(静岡市葵区駿府町1-50)、
「晴天」(浜松市東区有玉南町2350-4)で毎号販売しています。バックナンバーも注文できます。