2020年10月22日

「めぐるりアート静岡」関連イベント『ダンシングホームレス』上映会開催しました!

10月18日(日)に、「めぐるりアート静岡2020」関連イベントとして、映画『ダンシングホームレス』上映会をサールナートホールにて開催しました。
当日は、アオキ裕キさんも参加していただき、映画上映会の後には、ポストトークも開催しました。

当日は、県内各地から密を避けてキャパ1/2を定員としました120名いっぱいの参加となり、盛大に上映会が開催できました。
チケットは前売りで完売、当日券を30枚準備しましたが、朝の受付前から15名が並ぶほどの盛況でした。皆さんの関心を呼ぶことができたイベントとなり、運営側としてもとてもうれしく思います。
でも、やはり、ソーシャルディスタンスをキープした席設定は、この時期に仕方がないとはいえ、寂しい感じもしました。この形式が今後の新たな生活様式の1つになるかもしれませんが、コロナ禍の1日でも早い収束を願ってやみません。

”どん底を経験したホームレスの生きる舞”が繰り広げられたドキュメンタリー、踊りから再生を果たすというありがちな物語ではありません。
ホームレス状態の一人ひとりの人生を、観て感じて考える映画を、参加者はそれぞれの感性で捉えていただけたのではないでしょうか。

当日は、ビッグイシューバックナンバーを販売しました。バックナンバー販売を呼びかけするチラシを読者会として独自に作成し配布しました。このチラシ作成費用(850円)は、6月に夏物衣料寄付時にお寄せいただきました寄付金から支出させていただきました。夏物衣料時の寄付ありがとうございました。
また、アオキさんもソケリッサグッズを持参しカンパ金も呼びかけました。
ビッグイシューバックナンバーは完売し、アオキさんへのカンパ金も多くの善意が寄せられました。
なお、バックナンバー販売の手数料(2,700円)は読者会の活動資金とさせていただきます。

なお、写真では分かり難いかもしれませんが、感染予防の観点から読者会として今後の活動時の使用も想定して、今回フェースガードを3つ購入しました。この購入費用(858円×3=2,574円)も6月に夏物衣料寄付時の寄付金から支出させていただきましたので報告いたします。

この映画を通じてビッグイシュー活動が多くの方に理解され、購読者が増えていくことに期待しています。
あるNPO関連の参加者から上映後に、「映画は、自分自身のホームレスのイメージが全く変わりました。やはり、一人ひとりの人生が掘り下げられていて、自分たちと変わらない人間なんだという思いを強くしました。今まで、ホームレス、とひとくくりにして、困難を抱える支援すべき人たち、と考えていたのだなと反省しきりです。」というコメントが寄せられました。

普通の人が、ある事情、きっかけで路上にでて生活することになります。
したがって、どんな状態になっても何が起きても、何度でも再スタート・チャレンジできる社会基盤は絶対に必要です。
ビッグイシュー」の存在は、その社会基盤、セーフティーネットとしてこれからますます重要になってきます。
ビッグイシュー静岡読者会は、これからもビッグイシュー日本の活動を支援していきます。

改めてこの上映会開催に際し、ご協力いただきました「めぐるりアート静岡」の関係者の皆様、サールナートホールの皆様、後援していただきました静岡市社会福祉協議会、静岡地域労働者福祉協議会、静岡県ボランティア協会そしてビッグイシュー日本と認定NPO法人ビッグイシュー基金の皆様に感謝いたします。


【最新号393号の紹介】
特集は、変われ、スポーツと社会」
今、スポーツの世界は激動しています。「データ革命」による弊害、また、コロナ禍でスポーツの魅力でもある「密」や「集」が否定される状況にもあります。
社会学者の山本敦久さん(成城大学教授)に「スポーツの今と未来」、プロスノーボーダーの中山二郎さん(GREEN.LAB代表)、渡辺尚幸さん(PRANA PUNKS代表)には「間伐材を使った“森を守る”スノーボード」について取材。ドイツ在住ジャーナリストの高松平藏さんの「社会と連帯するドイツのスポーツクラブ文化」についてのレポートを紹介しています。
変わるスポーツから人間と社会の未来を考えてみませんか?

また、スペシャルインタビューは、レディオヘッド エド・オブライエン
1990年代からUKロックを率いてきた「レディオヘッド」。約30年間、派手さやスキャンダルを好まず、真摯に音楽と向き合ってきた彼らの中からギタリストのエド・オブライエンが若き日の自分を振り返ります。


ビッグイシューは、フェアトレードショップの「Teebom」(静岡市葵区駿府町1-50)、
「晴天」(浜松市東区有玉南町2350-4)で毎号販売しています。バックナンバーも注文できます。
詳しくは、下記をご覧ください。   
通信販売による定期購読制度も利用できます。詳しくは、こちら

ビッグイシューのHPは、こち









  


Posted by ビッグイシュー静岡読者会 at 16:13Comments(0)イベント開催しました

2020年10月15日

10月15日「ビッグイシュー静岡読者会」は開設1周年を迎えました。

2020年10月15日に、「ビッグイシュー静岡読者会」は開設から1周年を迎えることができました。
本当にゼロからのスタートでしたが、「ビッグイシュー日本」と「清水市民活動センター」にご協力いただいて開設ができ、それから諸活動を経て1年を経過できたこと、この間様々な場面で読者会の活動にご協力していただいた皆様に心から感謝いたします。
1年間を簡単に振り返ってみます。

①スタートは、2019年10月15日発売のビッグイシュー369号マイオピニオンへの投稿でした。

2019年7月から約半年間ビッグイシュー東京事務所でボランティアを経験することができ、ビッグイシュー活動の意義や大切さを学ばさせていただき、また販売者であるホームレスの人たちとも多く接する機会がありました。
そして、ビッグイシュー日本の佐野代表や東京事務所の皆様に協力いただき「静岡のつどい」開催を呼びかけました。
ビッグイシュー369号発売日に「清水市民活動センター」に利用登録団体として承認していただき、正式に「ビッグイシュー静岡読者会」の開設となっています。

②市民活動センター「13周年記念事業みんなの縁日」に読者会として参加しました(2019年11月10日)。
読者会としての最初の活動が「みんなの縁日」参加でした。多くのNPO関連の皆様と接する機会があり、ビッグイシューのバックナンバーも販売させていただきました。
詳しくは、2019/11/16

③「ビッグイシュー静岡のつどい」を開催しました(2019年11月30日)。
ビッグイシュー誌面のマイオピニオンで開催告知、また福祉関連団体等へ開催を案内させていただき、県内各地また大阪からも参加もあり、会場いっぱいの28名で「静岡のつどい」を開催しました。佐野代表の講演を受けて、読者会に期待することなどのご意見をいただきました。
詳しくは、2019/12/01

④2019年11月から静岡市の「Teebom」が委託販売を開始し、浜松市の「晴天」と共に、フェアトレードショップの連携体制が構築できました。
「静岡読者会」の活動において、フェアトレードショップと連携させていただいていることが、とても大きな意味を持っています。全国的にも注目を浴びている取り組みです。
詳しくは、2020/01/20
今年6月24日には、中日新聞朝刊にフェアトレードショップとの連携に関する記事が掲載されました。

⑤「県ボランティア研究集会」、「清水映画サークル協議会」定例会に参加しました(2020年2月9日、2月28日)。
ビッグイシュー静岡読者会の活動に協力いただいている県ボランティア協会主催の第42回「静岡県ボランティア研究集会」に資料提供という形で参加しました。また、読者会と同じく清水市民活動センターの利用登録団体である「清水映画サークル協議会」の定例会に参加し、ビッグイシューバックナンバーを販売しました。
詳しくは、2020/03/18

この「静岡県ボランティア研究集会」が今年度は、2021年2月14日(日)に浜松で開催が決定しています。読者会は、この浜松で開催される第43回研究集会へ実行委員として参加しています。映画「ダンシングホームレス」上映会を中心とした分科会の開催を運営側として計画を進めています。
具体的な案内は、後日ブログ等で行います。

⑥読者会として「ビッグイシュー日本 コロナ禍緊急対策」への支援を呼びかけしました(2020年4月)。
新型コロナウィルス感染症は、ダイレクトにビッグイシューの販売そして販売者の生活に影響を及ぼしました。この状況下、ビッグイシュー日本では、「コロナ禍緊急支援策」を展開することとなり、3か月の通信販売への協力を全国に呼びかけました。
読者会としても、SNSを中心として呼びかけを行い、多くの方の協力をいただいています。
その結果、全国で9,000件を超える申し込みとなり、当初目標の2,000件を大きく超えることができました。
ビッグイシュー日本は、通信販売による売上金から、4月30日に販売者63人に対して5万円ずつ支給しています。この取り組みは、第2弾、第3弾と続いています。


⑦「NPO法人ビッグイシュー基金」の活動に協力し、静岡市内で「夏物衣料寄付」の募集を行い多くの支援品を提供していただきました(2020年6月10日~30日)。
ビッグイシューの委託販売を行っているフェアトレードショップ「Teebom」のご協力をいただき、主に静岡市内で夏物衣料の寄付を呼びかけました。限られた期間でほとんど口コミに頼った呼びかけでしたが、総点数250点、内訳として服約100着、タオル150枚 その他冷却シートなどもご提供していただきました。
また、送付費用を含めて資金援助をお願いさせていただき、読者会へ6,412円の寄付をいただきました。
6月30日に、写真のとおり「ビッグイシュー基金東京事務所」に送付しました。


そして、7月以降は、10月18日開催の映画「ダンシングホームレス」上映会の準備を進めてきました。

後ろを振り返ることもなく進んでこれた1年でした。ビッグイシューの取り組みへの理解者と読者の増加を目指すこの活動は、まだまだ始まったばかりです。

コロナ禍で社会基盤の脆弱さと人の意識と気持ちの弱さが浮き彫りになったと思います。どんな状態になっても何が起きても、何度でも再スタート・チャレンジできる社会基盤としてビッグイシューの活動はこれからも重要です。
今後も、ビッグイシュー読者の皆様と共に活動を継続していきたいと思います。ご支援よろしくお願いします。
(「ビッグイシュー静岡読者会」世話人大滝)






  


Posted by ビッグイシュー静岡読者会 at 10:32Comments(0)読者の皆さんへの報告

2020年10月09日

10/18上映会チケット前売り分は完売しました。

9月からご案内させていただいていました、10月18日(日)開催の「めぐるりアート静岡」関連イベント『ダンシングホームレス』上映会の前売りチケットは、10月8日(木)をもって完売いたしました。
多くの方に関心を示していただき、上映10日前という段階で完売したことをとてもうれしく思います。
上映会当日には、参加していただいた皆様に満足していただけるよう、共催運営側としてしっかり対応していきます。
なお、当日券の販売につきましては、静岡シネギャラリー(℡054-250-0283)へお問い合わせください。
 

  


Posted by ビッグイシュー静岡読者会 at 13:12Comments(0)イベント開催します読者の皆さんへの報告

2020年10月05日

①10/18上映会開催迫る!ビッグイシュー誌面でも紹介。②392号LGBT特集、スペシャルインタビュー蒼井優

10月18日『ダンシングホームレス』上映会の開催がいよいよ迫ってきました。
会場サールナートホールの定員とした120名いっぱいの参加で開催となりそうです。
前売りチケットも残りわずかです。希望する方は、購入をお急ぎください。
ビッグイシュー10月1日発売392号誌面のマイオピニオンにおいて開催案内をさせていただきました。



この映画の主役「新人Hソケリッサ!」は、路上生活経験者のダンス集団。
但し、踊ることで社会復帰していく姿を描くような、ありがちな物語ではありません。
ホームレス状態の一人ひとりの人生を頭で解釈するのではなく、観て感じて考えてほしい。
そんなドキュメンタリー映画が、いよいよ静岡初上映です。

当日は、ビッグイシューのバックナンバーを販売します。
環境や平和、人権、文化、芸術、暮らしや科学まで様々なテーマを提供している
市民メディア雑誌「ビッグイシュー」。今年4月以降の6冊を厳選して販売します!

なお、『めぐるりアート静岡』のフライヤーにも、「ダンシングホームレス」上映会と
新人Hソケリッサ!「日々荒野」が紹介されています。
『めぐるりアート静岡』では、数多くのアート作品が披露されます。
楽しい企画ものがいっぱいです。


【最新号392号の紹介】
特集は、アップデートしたい「LGBT」。
セクシュアリティの4つの要素(法律上の性別、性自認、性表現、性的指向)を捉えて理解すること、
11人に1人いるとも言われている「LGBT」を含むセクシュアルマイノリティ(性的少数者)を紹介しています。
 誰もが「性」の奥深さを理解し、彩りの豊かな、自由に生きられる社会にしたい。
そのことを訴えかける特集です。

スペシャルインタビューは、女優の蒼井優。
「映画に人生を救われてきた」と語る彼女が、コロナ禍で気付かされた”大切なもの”について語っています。
ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受けて話題の「スパイの妻」では、
太平洋戦争前夜の日本を舞台に自分の信念を貫き通す女性を演じています。
話題性いっぱいのスペシャルインタビューです。


ビッグイシューは、フェアトレードショップの「Teebom」(静岡市葵区駿府町1-50)、
「晴天」(浜松市東区有玉南町2350-4)で毎号販売しています。バックナンバーも注文できます。
詳しくは、下記をご覧ください。   
通信販売による定期購読制度も利用できます。詳しくは、こちら

ビッグイシューのHPは、こち

  


Posted by ビッグイシュー静岡読者会 at 12:49Comments(0)イベント開催します読者の皆さんへの報告