2021年03月02日
東日本大震災から10年①402号特集「ふくしま、10年という時間」、②映画『風の電話』上映会
東日本大震災からまもなく10年。震災を忘れずに、被災地に寄り添い続けるために何が行動できるか、考える時にしたいですね。









ビッグイシュー402号の特集 「ふくしま、10年という時間」
2011年の福島第一原発事故から10年。いま、福島はどのような状況にあるのでしょうか。そして福島にかかわる人々は、どのような思いでこの10年を生きてきたのか、福島在住のジャーナリストのレポートです。
・「わたしら団塊の世代がいなくなったら、村はどうなるのか」多田宏さん
・「福島は、はじまったばかり。これまでとこれからの福島」赤坂憲雄さん
赤坂さんは語ります。「これだけは言っておきたい。福島は始まったばかり。まだ何も解決していないし、何が起こったか、これから何が起ころうとしているかといったこともわからない。もっと、冷静に10年、20年、30年先までもしっかり見つめ続けていくべき」

「原子力災害考証館を開設。事故が地域にもたらしたことを伝えたい」里見喜生さん
・「市民科学者になって地区の再生をめざす」大越キヨ子さんと志田名の10年
大越さんは語ります。「この10年、心苦しいい10年だった。家族がみんな一緒にいられたらいいのにと思っていた。ここは隣人たちが助け合って生きてきた。昔のように集落が仲よくなってほしい」
・「2011年の冬が来る前に除染を終えなければならなかった」木村真三さん
・「追い出される矛盾を訴える原発事故避難者」熊本美彌子さん

テーマにある”ふくしまの10年”を見つめる特集になっています。改めて被災地に寄り添う必要性を感じます。
映画『風の電話』上映会のお知らせ
読者会の活動に協力いただいている「静岡県ボランティア協会」では、TOMOSHIBIプロジェクトの一環として映画『風の電話』の上映会を静岡市・浜松市・下田市・沼津市で開催します。コロナ禍において改めて人と人とのつながりを考えるいい機会であると思います。お近くの会場へ是非足を運んでみませんか。参加申し込み受付中です!!
申し込みは、県ボランティア協会のHPから ⇒ こちら
知人友人にもお知らせください。

ビッグイシューでは、376号(2020.2.1発売)にて、諏訪敦彦監督のインタビューを掲載しています。
諏訪監督は語ります。「映画とは観客がつくるもの。同じ作品を観てもその人の体験や感情の幅で見えてくるものが異なる。それでも観終わった後、この作品が何かしらの支えになればとてもうれしい」と。


【402号の記事紹介】
スペシャルインタビュー : ナオミ・ワッツ
デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』や米国版「ザ・リング」シリーズなどで知られ、オスカーに2度ノミネートされた俳優ナオミ・ワッツ。今作『ペンギンが教えてくれたこと』では小鳥と共演し、動物・家族とともに大きな喪失感を乗り越える女性を演じています。

雨宮処凛の活動日誌 「コロナ禍で急速に広がる女性の貧困」
炊き出し会場に並ぶ女性の増加、解雇や雇止めによる非正規労働者の減少、女性の自殺の急増など、コロナ禍による女性の実態をレポートしています。
何が起きているのか、しっかり認識して行動する必要性を感じます。
雨宮さんなど女性支援者たちで3月13日、14日に「女性による女性のための相談会」の開催が発表されています。⇒こちら

5/24(土) 「しずおか一箱古本市」会場の「Teebom」店先でビッグイシュー販売します!
ビッグイシューは500号!
3/15土16日、民主主義ユースフェスティバルで出張販売。次号(4/1号)は500号です。
495号販売中!。県内販売店を紹介します。
ビッグイシュー基金の夜回りと「路上脱出・生活SOSガイド」の紹介
ビッグイシューは、492号(12月1日号) から価格改定(450円➩500 円)しました。
ビッグイシューは500号!
3/15土16日、民主主義ユースフェスティバルで出張販売。次号(4/1号)は500号です。
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Posted by ビッグイシュー静岡読者会 at 11:31│Comments(0)
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