2021年05月19日

①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。

123
「フェアコミフェス」の中止は、多くの方に期待していただいていたイベントだっただけに残念です。
コロナ終息後には、必ず開催されますので、改めて案内します!

ビッグイシュー406号で取り上げていました映画『HOKUSAI』が、5月28日(金)から静岡シネギャラリーで上映されます。
映画『HOKUSAI』の公式HP ⇒ こちら
静岡シネギャラリー(サールナートホール)は、松坂屋駐車場の東隣の茶色い建物です。
昨年10月に、静岡市他主催、読者会共催で映画『ダンシングホームレス』の上映会を実施した映画館です。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。


その「静岡シネギャラリー」で、ビッグイシュー406号を販売していただけることになりました。
静岡シネギャラリーの皆様に感謝いたします。
静岡シネギャラリーのHP ⇒ こちら
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。

映画を観る前に、また観た後に、青年期を演じた柳楽優弥さんと老年期を演じた田中泯さんの二人が北斎の描こうとした”自由への思い”を語っている406号スペシャルインタビューを読んでみましょう。
”今だから、見えるものが、きっとあるー”
人生・表現・移動・職業、あらゆる自由を求めて闘い続けた「北斎」の姿が、より理解できると思います。

ビッグイシューのインタビューで、田中泯さんは、語っています。
「心のよりどころ、人生の指針、生きる意味。それが北斎の時代より、現代は退化している気がする。自分の頭や心で何かを考え感じなくても、誰か他人が自分の言葉を代弁してくれる時代。寂しさや苦悩もテレビやゲーム、レジャーランドなどの娯楽が紛らわせてくれる。本当の意味での”自由を渇望する必要もない。だからこそ北斎や彼と同時代の人々の生きざまに強烈に惹きつけられる」と。
コロナ禍で1年間公開が遅れた映画『HOKUSAI』ですが、今のこの困難な時期にこそ観たい映画ですね。
ビッグイシューを片手に、映画『HOKUSAI』を観て感じて楽しみましょう。


407号販売中です。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。

スペシャルインタビューは、カズオ・イシグロさん。
ソーシャルワーカーとしてホームレス支援にも携わった20代を経て、35歳で英国文学最高峰のブッカー賞、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさん。
新作『クララとお日さま』では、AIロボットが人との交流を通じて「人間一人ひとりを特別な個人にたらしめているもの」を探る過程を描いています。

イシグロさんは、ノーベル賞の講演終盤で、政治と科学に対する不安と希望について語っています。彼は、私達の生きる現代を一変させる技術ー人工知能やゲノム編集、監視システムーを日々注視しています。
そして、自由民主主義の行く末を憂いています。
「私は子供のころから社会はリベラルな方向へ絶えず進歩していくに違いないという甘い考えを抱いてきた。停滞と再始動、対立が繰り返されたにもかかわらず、概ねそんなふうに感じてきた」。しかし今は「私のような人間が当たり前だと受け止めてきたことが深刻な脅威にさらされている」と。
新作『クララとお日さま』で伝えたいメッセージを読んで考えてみましょう。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。

特集は、“調べる”っておもしろい
いま、何かを調べることはとても容易い!?
けれど、ネットで検索できる情報は玉石混淆。迅速に必要な情報を受け取ることができる反面、フェイクニュースなどの誤った情報や不正確なデータによって被害を受けることもあります。
この特集では、あふれる情報に振りまわされるのを避けるには「ちゃんと調べるコツ」を身につければいいと教えています。そしてそれはちょっとした知識を持てば、思うほどむずかしいものではないと。
宮内泰介さん(北海道大学大学院教授)に「おもしろくて、楽しい。自分で調べる技術」を、上田昌文さん(NPO法人「市民科学研究室」代表理事)に「市民の、市民による、市民のための科学調査」について聞きいています。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。

調べ、共有し、一緒に解決法を考えることは民主主義社会の基本中の基本だと宮内さんは言います。
「調べるということは、相手の意味世界に創造力を働かせるということ。多様な価値観や意見がある中で、相手には何が見えているのかと、歴史や現状認識、そういうものに対する想像力を養うこと自体がフィールドワーク。それぞれに見えている景色があることを了解し、話をする。それは、背景や文化の異なる人たちが一緒に生きていく社会では必要なこと。同様に文献調査も書いた人の意味世界に入っていくことであり、統計も数字を集めた人の意味世界をたどることだといえる。結構大変な作業でも意味世界を理解できた時の”わかった”という実感は調べる楽しさでもある。そして”ちゃんと調べる”人が増えれば増えるほど民主主義は豊かになる」と。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。


もう一つ、注目すべき記事が、「世論調査NOW!2 90年代から若者の投票率下がる この停滞から立ち直るための希望は?」三浦充希さんのレポートです。
内閣府が実施した「生活全体の満足度」「子育てのしやすさ」、また投票率に関する調査などを読み解き説明しています。
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。
三春さんは最後にこう語っています。
「本当に社会を変えていくことができるのは、社会のおかしさを感じられる人たち。この社会の矛盾を敏感に察知し、うまく生きていけないと思い悩むからこそ何かを見出す希望があるはず。そうした人たちが力を取り戻すことと投票率が上がること、そして日本が停滞から立ち直ることは同時に起こるような気がしてならない」と。

読みどころ満載のビッグイシュー407号を読んでみましょう。
ビッグイシューは、フェアトレードショップの「Teebom」(静岡市葵区駿府町1-50)、
「晴天」(浜松市東区有玉南町2350-4)で毎号販売しています。
バックナンバーも注文できます。
詳しくは、下記をご覧ください。   
現在、第5次「コロナ緊急3ヵ月通信販売」の募集中です!!。通信販売もご利用ください。
ビッグイシューのHPから申し込みできます。 ⇒ こちらから 






同じカテゴリー(イベント開催します)の記事画像
5/24(土) 「しずおか一箱古本市」会場の「Teebom」店先でビッグイシュー販売します!
11/23(土祝) 『しずおか一箱古本市』会場でビッグイシュー販売します!
11/16(土)静岡シネギャラリーにて映画『拳と祈りー袴田巖の生涯ー』上映会と舞台挨拶を開催、ビッグイシュー販売します。
11/10(日) 清水駅前銀座『すこやかなくらし展』においてビッグイシュー販売します!
10/27(日) ジロチョウマーケットでビッグイシュー販売します!
『市民活動FESTA2024』に参加、ジロウチョウマーケットにブース出展します!
同じカテゴリー(イベント開催します)の記事
 5/24(土) 「しずおか一箱古本市」会場の「Teebom」店先でビッグイシュー販売します! (2025-04-28 16:03)
 11/23(土祝) 『しずおか一箱古本市』会場でビッグイシュー販売します! (2024-11-15 10:54)
 11/16(土)静岡シネギャラリーにて映画『拳と祈りー袴田巖の生涯ー』上映会と舞台挨拶を開催、ビッグイシュー販売します。 (2024-11-06 14:35)
 11/10(日) 清水駅前銀座『すこやかなくらし展』においてビッグイシュー販売します! (2024-11-01 09:09)
 10/27(日) ジロチョウマーケットでビッグイシュー販売します! (2024-10-22 10:02)
 今週10/19(土) おぐし神社『フェアコミフェス』でビッグイシュー販売します! (2024-10-16 20:53)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
①映画『HOKUSAI』静岡シネギャラリーで上映。ビッグイシュー販売します! ②最新号407号紹介。
    コメント(0)