2021年08月07日
①読者必見の映画『ザ・トュルー・コスト』あさはたシネマで上映! ②412号の紹介
ビッグイシュー読者の皆様へお勧めしたい映画が、「あさはたシネマ」で上映されます。
映画のタイトルは、『ザ・トュルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜』。







映画のタイトルは、『ザ・トュルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜』。

この映画は、行き過ぎた大量生産のせいで、ほぼ使い捨て同然にまでなっているファストファッションにメスを入れた映画です。
主に欧米向けのほとんどの商品を作成しているバングラディッシュや原料の綿花栽培地であるインドなどでの取材を元に、製造に携わる人たちの劣悪な労働環境、低賃金長時間労働、化学薬品の垂れ流しによる環境汚染や遺伝子組み換えコットン農家の悲惨な現状など…を浮き彫りにしている映画です。
ファストファッション業界では、ライバル同士が激しい低価格競争を年がら年中繰り広げています。そのしわ寄せは、決まって「最も立場の弱い人たち」に集中しています。
まずは「事実を知ること」が大切であると思います。そのうえで、エシカル&フェアトレードファッションの必要性を理解していきましょう。
あさはたシネマのサイトはこちら ⇒ あさはたシネマ
静岡県内では、フェアトレードショップがビッグイシューを毎号販売し、読者会と連携しています。
連携していることなど、昨年中日新聞でも取り上げられました。
詳しくは、下記ブログをご覧ください。
2020/06/24
ビッグイシュー402号が発売中です。
スペシャル企画は、絵本作家のかこさとしさん。
2018年にお亡くなりになっていますが、その残した作品は今でも親しまれています。
かこさんは、19歳で迎えた終戦。軍人を目指したことを恥じ、これからは何をしたらいいのかと思い悩みます。
そして「かこは、そこからは余命と考えて、人生の残りの時間をすべて子供たちのために使うのだと。子供たちが戦争のない平和な時代に生きていけるよう、何かしたいと考えたのです。」とかこさんの仕事をそばで見てきた長女の鈴木万里さん(加古総合研究所)は語ります。
「物語と科学の絵本、物事を自分で見て考えられるように」との信念で描いた、かこさんの作品に込められた想いを感じ取れるスペシャル企画です。

特集は、『見えない世界と「ソーシャル・ビュー」』

人が得る情報の8~9割は視覚に由来するといいます。目の見えない人はどんなふうに世界を認識しているのでしょうか?
「見えないことと目をつぶることは違う。見えない人の身体は視覚抜きのバランスで世界を感じている」と言う伊藤亜紗さん(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)。「視覚とはもっと多様で流動的なもの。見えない人と見える人が互いにきちんと好奇の目を向け合うことで、見える人も自分の盲目さを発見できるのではないか」と考えています。
それを実感できる試みの一つが「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」です。見える人、見えない人が美術館の作品を「みんなで見る」というソーシャルな経験を共有する。ここでの語り合い方を、ワークショップの運営をする林建太さんは「まっすぐモード」と「ぶらぶらモード」の交流と呼んでいます。
「見えない世界と積極的にかかわってみたい」そのように思わせてくれる興味深い特集です。
ビッグイシューを販売しているフェアトレードショップの「Teebom」(静岡市葵区駿府町1-50)、
「晴天」(浜松市東区有玉南町2350-4)については、下記ブログをご覧ください
5/24(土) 「しずおか一箱古本市」会場の「Teebom」店先でビッグイシュー販売します!
ビッグイシューは500号!
3/15土16日、民主主義ユースフェスティバルで出張販売。次号(4/1号)は500号です。
495号販売中!。県内販売店を紹介します。
ビッグイシュー基金の夜回りと「路上脱出・生活SOSガイド」の紹介
ビッグイシューは、492号(12月1日号) から価格改定(450円➩500 円)しました。
ビッグイシューは500号!
3/15土16日、民主主義ユースフェスティバルで出張販売。次号(4/1号)は500号です。
495号販売中!。県内販売店を紹介します。
ビッグイシュー基金の夜回りと「路上脱出・生活SOSガイド」の紹介
ビッグイシューは、492号(12月1日号) から価格改定(450円➩500 円)しました。
Posted by ビッグイシュー静岡読者会 at 15:22│Comments(0)
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