2021年11月16日

11/14(日)清水活動センター15周年イベント参加→11/27(土)一箱古本市へ

11月14日(日)に「静岡市清水市民活動センター」15周年記念事業「市民活動FESTA2021」に参加しました。
「みなとダイアログカフェ」では、ビッグイシュー静岡読者会がホスト役となり、読者会としての活動や目指したい未来などの話をさせてもらいました。
「清水市民活動センター」に集う各団体が、それぞれの活動を踏まえながら様々な観点で意見が言い合えるとても楽しく有意義な時間となりました。
ビッグイシューについては、参加者の約8割が、「よく知らない」、「読んだことがない」という話でしたので、活動を知ってもらうとても良い機会になったと思います。
参加者からは、ビッグイシューに関しては、「とてもいい活動をしているのに知らない人が多い。もっと伝えていきたい」「ビジネスとしてホームレス支援ができている仕組みが面白いし素晴らしい」「ホームレスのプライドを考えながらの取り組みは大切だと思う」「再スタート・チャレンジの場を提供するという考えに共感する」「雑誌の内容が素晴らしい。編集の努力を評価する」「東京に行った際に見かけたが関心を持てなかった。今度は必ず購入する」など、
読者会の活動については、「様々なイベントに参加して伝えるべき。協力したい」「特集記事などを読み合わせする読書会のような企画を希望する」「フェアトレードのお店との連携はとても良いこと。イベントに参加したい」「静岡においても雑誌ビッグイシューをもっと容易に購入できるようにしてほしい」などのとても前向きな賛同する意見をいただきました。
また、会社を経営している参加者からは、「労働層にはホームレス支援ということで共感を得られると思うが、経営層に対しては会社経営上にメリットになると感じられること(社会貢献?)を強調したらいいと思う」という、伝え方に対するアドバイスもいただきました。
机の模造紙に自由に意見や感想も書いていただきました。読者会に対する期待も示していただき、貴重な資料となりました。
多くの方の意見を大切に、今後の活動に活かしていきます。
また、ダイアログカフェの最後に「未来宣言」を示しましたが、私は「公助→自助→共助が成り立つ社会にしたい」という常に信念としている言葉を、今日の集会での言葉に勇気をいただいて掲げさせていただきました。

最後のグループ内で共感いただき、代表して発表させていただきました。日々、この社会の実現に向けて努力して行きたいと思います。

「ダイアログカフェ」では、ビッグイシューを購読する機会として、11月27日(土)に開催されます「一箱古本市」に、読者会としてフェアトレードショップ「Teebom」さんに協力していただき出店することも説明させていただきました。

販売するバックナンバーも紹介したところ、早くも「この号は当日購入したい」との反響もあり、次のイベントにつなげることもできました。「ダイアログカフェ」でいただいた「多くの人にもっと伝えるべき」という励ましの言葉に対する実践として、「一箱古本市」への出店を成功させていきたいと思います。
多くの方の来場を期待しています。「Teebom」さんの店先で待っています!!

【ビッグイシュー419号】発売中です。


11月27日(土)の「一箱古本市」でも販売します!

スペシャルインタビューは、森山未來
ウェブ連載中からその「エモさ」で話題を呼び、書籍化されるや瞬く間にベストセラーとなった小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』。この映画化にあたって主人公の佐藤役を演じた森山未來が、作品世界と現代の若者、そして映画のテーマである「大人」について語っています。

ンタビューの冒頭、「久しぶりですね、最近ビッグイシューの売れ行きはどうですか?」と開口一番に語った森山さん。ビッグイシューの表紙インタビューは2012年に続いて2回目。
街頭でビッグイシューを何度か手にした経験を語り、「僕は好きですよ。雑誌の仕組みが面白いと思ったし、表紙を飾るアーティストにも意志を感じる」と森山さんは話しています。
ビッグイシューを理解している森山未來さんのインタビュー、必見です!

映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、シズオカシネギャラリーで11月25日(木)まで上映中です。
静岡シネギャラリーのHP ⇒ こちら

特集は、はや、多言語

ヒトが言語を獲得したのは人類史のかなり初期だとも言われます。現在、世界には7000以上の言語があり、その半数は文字を持たないといいます。
吉岡乾さん(フィールドワーク言語学者)は北パキスタンで、文字を持たない系統的孤立語のブルシャスキー語など8つの言語を研究しています。吉岡さんは音声言語などを収集する中で、「言語眼鏡を着用すると、日常の暮らしの中に隠された一面が伏流水のように存在しているのが見えてくる」と言います。
一方、日本に暮らす外国人は280万人を超え、日本で話される言語は100を数えます。庵功雄さん(日本語研究者)は、外国人にとって最低限必要な道具としての「やさしい日本語」を提唱、普及に力を注ぎます。「移民の人々は日本社会をともにつくっていくパートナー。日本人と対等に活躍する場を保障すれば、これまで不可能だった発展の可能性も見えてくる」と言います。
お二人が語る言語の世界を読み解きましょう。

ビッグイシューは、フェアトレードショップの「Teebom」(静岡市葵区駿府町1-50)、
「晴天」(浜松市東区有玉南町2350-4)で毎号販売しています。
バックナンバーも注文できます。
詳しくは、下記をご覧ください。